「車は金食い虫の負債だ」
FIRE(早期リタイア)を目指す界隈では、よくそう言われます。しかし、福岡で3歳の娘を育てる僕にとって、車は単なる移動手段ではなく、家族の時間を豊かにする不可欠な「投資」でした。
大切なのは、買うか買わないかではなく、「どう最適化して買うか」。
32歳で資産4,200万円を築き、40歳での1億円FIREを本気で狙う僕が、なぜ新車ではなく「250万円の中古CX-5」を選んだのか。その裏側にある資産を減らさない買い物術をすべて公開します。
1. 【シミュレーション】新車を買った瞬間に「100万円」を失うリスク
「せっかく高い買い物をするなら、誰も座っていない新車がいい」 その気持ちは痛いほどわかります。でも、FIREを目指す僕にとって、新車は「効率の悪い投資」でした。
① 「新車プレミアム」という名のサンクコスト
一般的に、新車はディーラーから公道に出た瞬間に価値が15〜20%下がります。350万円の新車なら、最初のエンジンをかけた瞬間に約70万円の資産価値が蒸発する計算です。
僕が選んだのは、2023年式の高年式中古(250万円)。すでに初期の急激な値下がりを前オーナーが負担してくれています。コンディションは新車同様なのに、価格だけが「適正」になった個体を狙い撃つのが、僕の鉄則です。
② 5年後の「家計簿」比較
5年後に手放す(売却する)と仮定して、トータルコストを比較してみましょう。
| 項目 | 新車購入(3.5M) | 今回の選択(2.5M) | 差額(メリット) |
| 購入時価格 | 350万円 | 250万円 | 100万円 |
| 5年後の推定価値 | 約175万円 | 約150万円 | -25万円 |
| 5年間の資産減少額 | 175万円 | 100万円 | 75万円の得 |
※CX-5 Black Tone Editionは中古市場で人気が高く、値落ちが緩やかなのも大きなポイントです。
③ 「浮いた100万円」が1億円へのブースターになる
新車を選ばず手元に残した100万円を、新NISAなどで年利5%運用したとします。7年後の40歳(FIRE目標時期)には、そのお金はいくらになっているでしょうか?
答えは約140万円です。車選びを「最適化」するだけで、FIRE達成までの期間を確実に早めることができます。
2. なぜ「CX-5」なのか?——僕が惚れ込んだ3つの機能美
論理的な計算と同じくらい、「モノとしての納得感」も大切にしています。
① 「機能美」への直感的なシンパシー
僕はArc’teryxやGoldwin 0のような、機能性を突き詰めた「テックウェア」の世界観に惹かれています。まだ多くのアイテムを持っているわけではありませんが、CX-5の無駄を削ぎ落としたデザインは、僕の理想とするスタイルにピタリと重なりました。
② 福岡の「街」と「自然」を繋ぐ最高のバランス
平日は福岡市内の路地を走り、週末は糸島や九重へ。都会での扱いやすさと、家族で自然を楽しむための走行性能。福岡という街で暮らす僕のライフスタイルにおいて、これほどフィットする一台はありませんでした。
③ パパである前に「自分」であることを捨てない
3歳の娘がいればミニバンが正解かもしれませんが、ハンドルを握る瞬間の高揚感や、駐車場で愛車を振り返る満足感も捨てたくなかった。家族の笑顔と自分のこだわり、その両方の象徴がCX-5でした。
3. 戦略としての「現金一括」——ローンという鎖を断つ
250万円をキャッシュで支払う。そこには、FIREを確実に手繰り寄せるための戦略があります。
- 「確実なマイナス」を排除: ローンの金利は、家計にとって確実なマイナスの利回りです。
- 貯蓄率を下げない身軽さ: 月々のローン支払いをゼロにすることで、月40万円の貯蓄ペースを維持。これが暴落時でも揺るがない家計の安定感を生みます。
- 精神的余裕: 「借金がない」という状態が、新NISAやビットコインといったリスク資産に向き合う際の心の平穏を守ってくれます。
結論:賢く選べば、理想の生活は手放さなくていい
250万円の支出は、僕にとって「浪費」ではなく、家族の幸せとFIREの両立を叶えるための**「最高の投資」**でした。
僕が目指しているのは、ただ通帳の数字を増やすことではありません。「好きな服を着て、愛せる車に乗り、家族と笑いながら、自由な人生を歩むこと」。その過程すらも楽しむのが、僕なりの資産形成の形です。
資産形成のために何かを我慢し続けているなら、一度立ち止まって考えてみてください。
「賢く選べば、理想の生活は手放さなくていい」
僕のCX-5は、そのことを毎日教えてくれています。
【今すぐできるアクション】 あなたの駐車場にある車は、未来を加速させていますか? まずは今の車の「本当の価値」を知ることから始めてみましょう。それが資産を組み替える第一歩になります。


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